2010年01月11日

父との時間 (後原)

今日は鏡開き。
お正月にお供えしていた鏡餅をさげ、お汁粉をいただき家族円満を願います。
今朝は、玄関先に飾った門松やお飾りもはずしてきました。


大晦日、元旦と実家で過ごしましたが、帰省する前に父からメールが届いていました。
そうです。
いつもの定期連絡です。


いつから作り始めたのかは記憶にありませんが、年末になると、父が必ず作っている門松の写真も一緒でした。


「今年も門松を作りました。
 いかがですか?
 素敵でしょう?」


こんな感じで聞かれると、
「素敵です。」
と、応えることしか出来ませんが…。


近所から切ってきた竹と松、買ってきた梅と葉牡丹、そして庭の南天。
年々、腕が上がっているようで送られてくるメールの写真も文面も自信に溢れています。


大晦日に両親と紅白歌合戦を見ながら牡蠣鍋をいただき、年越しそばを食べる時間はお互いの近況を報告する、とても楽しい時間でした。
そんな中、父が繰り返し繰り返し話していたことは、今年の門松の出来ばえでした。


「はぁ~。
 今年は失敗したわぃ…。
 葉牡丹の紅と白の位置が逆なんよ。
 母さんがいらんことを言わんかったら、ちゃんと出来とったのに…。」


私に話をする前に、何度も母に同じことを繰り返していたのでしょう。
母は聞き飽きた感じで流して聞いていたけど、父の悔しさが伝わってきます。
去年も同じように写真を送ってくれましたが、確かに葉牡丹の紅白は逆でした。


母が過ごしている父との時間、そして、なかなか帰省することが出来ずに会う機会が少なくなってしまった私が過ごす父との時間。
お互いの近況報告を忙しく話し、父の門松の出来ばえを一緒に見ながら過ごす時間をこれからも大切にしたいと思いました。


kadomatsu2010.jpg


先日、善福さんも門松のことを書いていましたが、人や場所が変われば、また、ちがう門松が出来上がるのだと、お互いの両親のことを笑顔で話しました。
毎月、父からの定期便が届くのを本当に楽しみに待っています。


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