2010年07月20日

浄瑠璃寺 (後原)

梅雨の終わりに多くの被害をもたらした局地的な豪雨。
そんなことが嘘のような青い空と白い雲。
夏本番ですね…。
被害にあわれた方々の一日も早い復興をお祈りいたします。


先日、小雨の降る中、浄瑠璃寺へ行ってきました。
所用で近くまで行っていたので、今が季節の蓮の花を見たくて足を伸ばしたのです。


とはいえ、四国八十八ヶ所第四十六番の浄瑠璃寺。
お参りをせずに、帰るわけにはいきません。


joururi temple (6).jpg


参道入口の石段左には「永き日や衛門三郎浄るり寺」と彫られた正岡子規の句碑があり、お遍路を迎えてくれます。
このあたりは遍路の元祖といわれる右衛門三郎のふる里としても有名です。
寺の境内には市指定天然記念物の伊吹柏槙(イブキビャクシン)が生い茂り、この大木は樹齢約1000年とされ、弘法大師が加持したものと伝えられています。


joururi temple (1).jpg  joururi temple.jpg


数々の御利益があるとして信仰を集めている浄瑠璃寺は、親しみを込めて「御利益のよろず屋」とも呼ばれているそうです。
藤棚のそばに祀られている一願弁天は、1つだけ願いを叶えてくれるとされる芸術の守護神。
特に知恵、財宝、音楽に関する願いには、特に霊験あらたかと伝えられています。


joururi temple (2).jpg  joururi temple (3).jpg


父が、実家のお寺のお手伝いを始めて数年が経ち、その中には、信者さんとともに四国八十八ヶ所を巡拝することも含まれています。
浄瑠璃寺でお参りをしながら、この空間で父がどのようにお参りしているのかを想像しました。
今回は、浄瑠璃寺へのお参りが目的ではなかったので、納経帳やお念珠など全く用意をしていませんでしたが、ご本尊・薬師如来様の御真言と般若心経を唱えました。
子供の頃から、月に一度は耳にし、口にしていた般若心経。
予定していなかったお参りでしたが、心を落ち着かせることができました。
あらためて思いましたが、いつか、父と一緒に四国八十八ヶ所巡拝を実現させたいです。


お参りをすませた後は、弁天池の蓮を見るために移動しました。


joururi temple  lotus 3.jpg  joururi temple  lotus 2.jpg


ここには、岡山後楽園、京都花蓮研究会、中国福州開元寺などからの分根や購入した蓮など18種類が植えてあります。
蓮は日の出と共に開き始め午前中には閉じるらしく、三日間は開閉を繰り返し、四日めには開いたまま散っていくそうです。
このことを知っていたら、間違いなく朝から出かけていたのですが…。
残念ながら、私がお参りしたのはお昼過ぎ。
きれいに咲いている蓮の花を見ることは出来ませんでした。
ただ、蓮の葉に溜まる雨水が落ちていく様子はとてもきれいでした。


joururi temple tombo.jpg


すべての花の中で最も美しく高貴な蓮は、お釈迦様の誕生に飾られたおめでたい花です。
浄瑠璃寺での開花は6月中旬から8月中旬くらいまでだそうです。
梅雨もあけ、絶好のドライブ日和が続きます。
花の開いている午前中にあわせてお出かけしてみてはいかがでしょうか?
おすすめです!!


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